いまから始めるFX 外国為替証拠金取引 まずは何から始める？
FXを始めよう。
いま、FX（外国為替証拠金取引）を始めようとしているけれど、なんとなく正体不明で手が出せない、難しそうで怖い。などなど二の足を踏んでいる人もいると思います。
確かに、FX（外国為替証拠金取引）は元本保証ではありませんし、急な外国為替相場の変動などで、元本割れどころか、追加でのFX口座へのお金の入金が必要になったりします。
そんな情報を見たり聞いたりしてしまうと、確かにFX（外国為替証拠金取引）に慎重にならざるを得ません。
銀行ではお金は増えない。
しかし、手元の現金資産は銀行では増えない時代です。銀行でも何かあれば1000万円以上の預金は保証しないで良いことになっています。
それであれば、現金資産の中の何％かをFX（外国為替証拠金取引）でアクティブな運用をしてみるのも良いのではないでしょうか？
FX（外国為替証拠金取引）とは？
FXとは？外国為替証拠金取引のことです。外国為替証拠金取引ってなに？となりますね。
世界の通貨を売買して利益を得るのがFXです。
例えば、1ドルが110円のときに買って、115円に上がったときに売ると、その差の5円が利益です。1万ドル分を売買すれば、5万円の利益となります。逆に1ドルが105円になってしまうと、5万の損をすることになります。
今のケースはドルが値上がりしそうなときに買った場合の例えになります。
小さな資金で大きな取引ができるのがFXの特徴！ 証拠金とは？
証拠金取引と言ってもわかりにくいですが、自分の資金の25倍までの額面で取引が出来るということです。これを「レバレッジ」と言います。
100万円の資金を証拠金としてFX業者に預けると、2500万円まで取引が可能ということです。実際には2500万円まで目一杯ポジションを持ってしまうと、為替の変動に耐えられなくなるので、2000万円分のポジションを持って、500万円分は為替の変動に対応する余力という運用をするのが安全です。
最近では日本国内の業者は規制によりレバレッジ率が25倍までと決められています。
一昔前であれば、100倍、200倍なんていう業者もありましたが、レバレッジが大きくなればなるほど小さな為替の変動でも大きく利益を出せる為、「主婦が家事の合間に1000万稼いだ！」とか「1億円を稼いで専業FXトレーダーになった！」など雑誌やテレビで話題になっていました。
しかし、レバレッジが大きいと少ない資金で小さな為替の変動でも利益が出せる反面、損も簡単に出ることになります。
10万円を使ってレバレッジ100倍だと1000万円の取引が可能になりますが、0.1円（10銭）為替が変動すると10万円の利益または損益が発生することになります。
利益なら良いですが、損益では預けた証拠金が一瞬でなくなることになります。
当時はこのレバレッジ率により流行りましたが、ちょっと見てないうちに為替が変動して損益がでてロスカットされさらに損益が大き過ぎて借金状態になってしまうこともありました。
現在では規制によりレバレッジは25倍までとなっていますので、比較的安全な取引が可能になっています。
FXを始めるにあたって必要なFX用語
口座を開設して、準備をしていると当たり前のように出てくる用語があります。
FX取引では基本となりますので、まずはこちらを覚えておいてください。
［ポジション］
「売り」か「買い」の状態を保有していることをポジションと言います。例えば「米ドル-日本円」の組み合わせで、「米ドルを買い」または「米ドルを売り」をしている状態を「ポジションを持っている」という状態になります。
［決済］
「売り」か「買い」のポジションを保有していて、
保有しているポジションが「売り」の場合にはその状態を「買い」注文で決済します。
反対に保有しているポジションが「買い」の場合には「売り」注文で決済します。
［約定・やくじょう］
「売り」または「買い」のポジションを決済しただけではまだ確定はしません。
売りに出した決済、買いに出した決済が約定して初めて利益・損益が確定します。
実際に自分の決済注文が確定した状態を約定と言います。
外国為替証拠金取引）では売って利益を出すこともできる。
FXでは通貨が値下がりするのではないかと予想したときに、その通貨を「 売る」という取引も可能です。
例えば、米ドルが下がると予想して1米ドルを110円で「売り」ポジションを保有します。そして予想通りに米ドルが下がり1ドルが105円になったところで、「買い」ます。この場合「買い」で自分の保有していたポジションを決済します。
「買い」ポジションを決済して利益を確定する。
という事になります。
スワップポイントとは？買いポジションを保有して金利をもらう。
買いポジションを保有しているだけで日々スワップポイントと言って、通貨間の金利の差額をもらうことができます。
銀行に100万円を1年預けていると、現在では10円程度の金利がもらえると思います。資産運用とは言えませんね。
FXで米ドルを10000通貨、証拠金で約45000円程度を買いポジションで保有していると、1日あたりの金利が4円ほどです。1日です。これがほぼ毎日もらえます。
現在ですと金利が高いのは米ドルとスイスフランの組み合わせですと10円を超える金利になっています。
注意点としては、売りポジションの場合には毎日金利を取られてしまうということになりますので注意が必要です。
もしかしたら、大損をすることになるかもしれない！？ロスカットとは？
FXには急な為替の変動に備えて、「ロスカット」という仕組みがあります。
急な為替の変動の際には、持っている損が出そうなポジションを強制的に決済して、大きな損を回避するというルールです。損をしそうなポジションをロスカットしても損を回避できないと想定される場合には保有している損をしていないポジションでも強制的に決済されて、トータルで損が出ないようにされます。
FXは手数料無料で取引できる！業者の儲けは
？
多くのFX業者は手数料が無料です。ではどのように儲けているのでしょう？
そこで「スプレッド」という言葉が出てきます。このスプレッドというのは、通貨の組み合わせの「買い」と「売り」の1通貨差額です。
例えば、ドルと円の組み合わせでスプレッドが0.3円の場合
「売り」1ドル 108.532
「買い」1ドル 108.535
同じドルでも金額が違います。
買ったら、売らないと利益が出ません。
売ったら、買わないと利益がでません。
となると、買った途端に0.3円損をしてる事になります。売った途端に0.3円損をしてる事になります。
買ってすぐに売ると、0.3円の損益となってしまいますが、この差額がFX業者の利益となっています。
ですので、このスプレッドの差額は業者によりまちまちで0.2円程度から1.5円程度までまちまちです。この画面のDMM FXは0.3円ですので安い方だと思います。
まずは口座開設から！FX口座を開設しよう！
DMM FXの口座開設はスマホで完結するので簡単です。パソコンからでももちろんOK！
キャッシュバックもあるので気軽に始めることができます。